TokyoMate株式会社 – プライシング戦略にも活用

Tomotaka Endo 2021 11 15

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Tokyomate CTO: James Whelton

顧客概要: Tokyomate とは?

TokyoMateは日英バイリンガル対応可能なミニマルビジネスインフラのクラウド版、「Backoffice-as-a-Service」というコンセプトのもと、Virtual Mailbox(郵便物を代理で受け取り→OCRスキャンし→電子メールのように閲覧・確認・保管できるVirtual Mailbox/Address)及び、届いた書類に紐づく簡易だが煩雑で時間のかかるタスクや、オフィスアドミン関連業務を丸投げできるVirtual Assistantを組み合わせたサービスを提供しております。

 

Baremetricsの導入した経緯

弊社では、収益に関連するユーザーの動向、即ちSaaSメトリクスをリアルタイムでモニタリングできるシステムを探しておりました。そんな時にBaremetricsと出会い、直感的に理解しやすいUIと、Stripeやその他システムとの連携のしやすさなどを評価して、導入を決定しました。

 

Baremetricsの好きな所

まずは、SaaSビジネスに特化されたサービスであるが故に、UIがぱっと見で理解しやすいのと、直感的なマウス操作でレポートに表示させるデータ項目を簡単に選択したり、並び替えたりできる点が気に入っております。。また、顧客の請求状況や入金エラーなどの情報を正確に追える部分も良いですね。

 

どのくらいの頻度でBaremtricsをチェックしますか?

私自身は、CTOという立場ではあるので、基本的には週に1、2度です。でも、弊社のCEOや営業責任者は1日に1回程度チェックしております。。それ以外に、使用頻度は時と場合によって変わったりはします。ww投資家などとミーティングする際にも、Baremetricsを開いた状態にして質問されたら即座に正確なトラクションに関するデータをお伝えできるようにしたり、今後の営業マーケ戦略やプライシング、または料金モデルの改訂を検討する際にもBaremetricsとじっくり向き合って「データとの会話」を求めたり、あとは月に一回は週次の全社員定例でBaremetricsの画面を共有してチーム全員に経営状況のデータを共有したり、経営に透明性をもたらす役割も果たしております。

 

CTOとして、どの指標を重要視していますか?

もちろん、基本的なところとして、MRR、ARPU、チャーン率、アップグレード、ダウングレード、そしてクーポンをよくチェックします。これらの指標を見る際には、顧客がしっかりとサービスの価値を感じ弊社と顧客の間に摩擦がないかを注意深く気にしています。もし、チャーンやダウングレードなどがあれば、それは顧客と会話する機会を設ける必要があるかもしれません。Baremetricsは、どのような顧客が価値を感じてくれていて、どの顧客に手助けが必要かを識別してくれます。

 

Baremetricsをどのようにビジネスに生かしていますか?

弊社では最近、価格変更を行いました。プライシング戦略は、SaaSビジネスにおいて非常に難しいものです。実際に行うには、スタートアップや大企業を含む全ての顧客のスイートスポットを見つけるために何度も実験を行う必要があります。Baremetricsを利用したことで、価格変更によるアップグレードやチャーンの動向を察知し、顧客のリアクションを確認できたことは、プラン再編成への大きな自信を与えてくれました。

 

価格変更の際に、Baremetricsをどのように使用したかさらに詳しく教えてください。

もちろん、単にアップグレードやチャーンの指標をセグメント機能を利用しながら確認することはしていました。さらに言えば、それぞれの顧客のサブスクリプションプランのデータを追えるのは役に立ちました。どのようなタイプの顧客が、価格変更のによって、どのようなリアクションをとるのか、またはどのようなプランに価値を感じてくれているのかを把握できたのは非常に興味深かったです。

 

Baremetricsのオンボーディングについて

BaremetricsのAccount Executiveのメンバーが非常に親切にオンボーディングサポートを提供してくれたのを覚えています。Baremetricsの価値を最大限提供しようとしてくれているのを感じました。また、ビジネス指標の見方なども実際の経験談から話してくれたので、ビジネスの新しい教養もいただいた気がします。

 

最後にBaremetricsのオススメポイント

BaremetricsはSaaSビジネスで収益データと顧客の動向をより良く理解されたい方におすすめです!CTOとしても、様々なレポートを作成する際には必要不可欠なツールとなっています。

Tomotaka Endo

Tomo Endo is a dynamic professional with a rare blend of achievements in technology, community leadership, and sports. As the Co-Founder of Nihonium.io since August 2023 and Community Lead at Xenon Partners since September 2019, Tomo has been pivotal in driving innovation and fostering community engagement within the tech industry in Tokyo, Japan. His role in facilitating growth and providing actionable insights at Baremetrics, coupled with his contribution to MetricFire's technical monitoring community, underscores his proficiency in leveraging technology to nurture professional communities. Beyond his tech-centric endeavors, Tomo has excelled as a professional athlete in squash, achieving the no.1 ranking in Japan and a global ranking of 79th by August 2020.