LTV / CAC / 解約率 〜LTVと他の指標の関係性 - Baremetrics Japan

Tomotaka Endo 2021 5 24

こちらの記事は、前回の記事「LTVとは 〜今さら聞けない!?LTVを分かりやすく解説〜」の続きになります。是非、チェックしてみてください。

今回のPart2の記事では、切っても切れないSaaSのLTVと解約率、そしてCACの関係性について深掘りしていきます。

顧客獲得コスト(CAC)とLTV

SaaSビジネスにおいてLTVが非常に重要な理由は、新規顧客獲得のために費やせる経費がLTVによって左右されるからです。顧客獲得コスト(Customer Acquisition Cost、通称CAC)が¥10,000で、その顧客のLTVが¥50,000の場合、基本的には¥40,000の利益を生んでいることになります。

このようにCACとLTVを考慮した際、あなたのビジネスは "マネーマシン "と言うことができますか?

あなたのLTVが高ければ高いほど、CACが低ければ低いほど、あなたのビジネスを成長させることができます。

顧客の価値が一生の間にどれだけあるかを知っていれば、顧客を獲得するためにどれくらいのお金で何に使えばいいのか、よりスマートな意思決定をすることができます。

目安としては、LTV/CACが3を超えていない場合は、顧客獲得に多額の費用を費やしていることになります

LTVと解約率

LTVを語る上で、やはり「解約」というものが厄介になります。一般的に言えば、最低価格のプランのユーザーは、他のプランと比較して最も解約しやすく、悪いLTVになります。

そして、先ほど言ったことを覚えていますか?LTVは顧客を獲得するために何をどれくらい費やすことができるかを提示してくれます。平均的な顧客が獲得するのに¥20,000かかる場合、LTVが¥10,000の顧客を獲得するためにそのお金を費やしては絶対にいけません。

ですので、各顧客セグメントのLTVを知ることは非常に重要です。

これらを知る方法としてBaremetrics(SaaS分析とインサイト)をチェックしてみてください。アカウントを接続するだけですぐに利用することができます。大変な計算を自動で勝手に計算してくれ、各セグメントの計算も行ってくれます。あなたのビジネスを成長させるために、是非使用してみてください。

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いかがでしたでしょうか?LTVと解約率、CACは切っても切り離せない関係だということをご理解いただけましたでしょうか?

このLTVが上がれば、CACをより多くしても構わなくなるので、ビジネスの幅が広がるのは間違いなしです。

LTVを分析してみたいという方は、是非Baremetricsをご利用してみてください!


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Tomotaka Endo

Tomo Endo is a dynamic professional with a rare blend of achievements in technology, community leadership, and sports. As the Co-Founder of Nihonium.io since August 2023 and Community Lead at Xenon Partners since September 2019, Tomo has been pivotal in driving innovation and fostering community engagement within the tech industry in Tokyo, Japan. His role in facilitating growth and providing actionable insights at Baremetrics, coupled with his contribution to MetricFire's technical monitoring community, underscores his proficiency in leveraging technology to nurture professional communities. Beyond his tech-centric endeavors, Tomo has excelled as a professional athlete in squash, achieving the no.1 ranking in Japan and a global ranking of 79th by August 2020.