ACVとは?

Tomotaka Endo 2021 5 27

Annual Contract Value(年間契約額)略して ACV は、顧客契約ごとの平均年間収益です。ここに、 1回限りの料金は含まれておらず、経常利益がベースとなっています。

たとえば、36,000円で3年間の契約に署名した顧客が1人いた場合、ACVは12,000円になります。 月額 1000円の月額プランに100人の顧客がいる場合も、ACVは12,000円になります。

年間契約額は、それ自体ではそれほど価値のある指標ではありませんが、他の指標と比較すると非常に重要になります。 ACV(年間契約額)とCAC(顧客獲得コスト)を比較すると、顧客獲得コストの返済にかかる時間を確認できます。

ACV 戦略を知ろう

Christoph Janzが彼の古典的なブログ投稿で雄弁に説明しているように、1億ドルのビジネスを構築するための5つの方法は、あなたの「狩猟戦略」を明確にすることが重要です。 ACVが何であるかは実際には重要ではありません。 多くの成功したSaaS企業は、小さなACV(年間50,000円と考えてください)で非常に大規模なビジネスを構築しています。 このことから、年間1000万円の契約を探している会社よりも、はるかに多くの顧客をはるかに安いプランで獲得する必要があることを意味します。

ACV 戦略

ACVは、B2C企業とB2B企業の間で最も変動する傾向があります。 Spotifyのような企業のACVは非常に小さいですが、多くのユーザーと小さなCACがあります。 Citrixのような企業は巨大なACVを持っていますが、ユーザー数はそれほど多くなく、CACにより多くを費やします。

ACVがあなたのビジネスにとって意味があることを知ること(そしてどんな変化にも目を光らせること)は販売戦略、マーケティングと製品開発について決定を下す際に、重要な要素となることでしょう。

このような指標に興味ある場合は、是非Baremetricsを使用してみてください。無料トライアルも提供しております。


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Tomotaka Endo

Tomo Endo is a dynamic professional with a rare blend of achievements in technology, community leadership, and sports. As the Co-Founder of Nihonium.io since August 2023 and Community Lead at Xenon Partners since September 2019, Tomo has been pivotal in driving innovation and fostering community engagement within the tech industry in Tokyo, Japan. His role in facilitating growth and providing actionable insights at Baremetrics, coupled with his contribution to MetricFire's technical monitoring community, underscores his proficiency in leveraging technology to nurture professional communities. Beyond his tech-centric endeavors, Tomo has excelled as a professional athlete in squash, achieving the no.1 ranking in Japan and a global ranking of 79th by August 2020.