Mantleの代替ツールならBaremetrics|Shopify AppのMRR・Churn・LTVを管理

Tomotaka Endo 2026 8 16

Mantleのサービス終了に伴い、Shopify Appの売上やサブスクリプション指標をどのように管理するか、移行先を探している方も多いのではないでしょうか。

MantleはShopify Partners向けの分析・管理プラットフォームとして、多くのShopify App事業者に利用されてきました。しかし、Mantleは2026年にサービスを終了することを発表しており、レポートやダッシュボードは2026年8月14日に利用できなくなる予定です。

そこで本記事では、Mantle終了後の選択肢の一つとして、Shopify AppのRevenue Analyticsに対応したBaremetricsをご紹介します。

特に、

  • Shopify AppのMRRを管理したい
  • ARRやChurnを正確に把握したい
  • 顧客ごとの売上を分析したい
  • Trialから有料顧客への転換率を見たい
  • Mantleから別のサービスへ移行したい
  • Shopify Appの成長をデータで管理したい

という方に向けて、Baremetricsの特徴を詳しく解説します。


Mantle終了後、Shopify Appの分析をどうする?

Mantleを利用していた企業にとって、最も大きな問題は、「これまで見ていた数字を、これからどこで管理するのか?」ということです。

Shopify Appは単純なECサイトとは異なり、サブスクリプション型のビジネスモデルが多いため、売上だけを確認していても事業の状況を十分に把握できません。

例えば、

  • MRR
  • ARR
  • Customer Churn
  • Revenue Churn
  • LTV
  • ARPU
  • Trial
  • Conversion Rate
  • Active Subscription

などを継続的に確認することが重要です。

Baremetricsは、こうしたサブスクリプションビジネス向けの指標をまとめて分析できるRevenue Analyticsプラットフォームです。Shopify Partnersと直接接続し、Shopify Appのインストール、Trial、Conversion、MRR、Churnなどを一元的に追跡できます。


Baremetricsとは?

Baremetricsは、SaaSやサブスクリプション型ビジネス向けの分析プラットフォームです。

単純に「今月いくら売れたか」を確認するだけではなく、

「なぜ売上が増えたのか」
「なぜ顧客が解約したのか」
「どの顧客が高い価値を生み出しているのか」

といった、ビジネスの成長に必要な情報を分析できます。

Baremetricsでは、MRR、ARR、LTV、ARPUに加えて、User Churn、Revenue Churn、Net Revenue Churn、Churned Subscriptionsなど、複数の指標を確認できます。
また、Shopify以外にもStripe、Braintree、Recurly、Chargebee、Apple App Store Connect、Google Playなど複数のプラットフォームに対応しています。


Shopify Appにとって重要なRevenue Analytics

Shopify Partner Dashboardでは、Appの売上などを確認できます。しかし、Appを本格的なサブスクリプションビジネスとして成長させるには、売上以外の指標も重要です。

MRR

MRR(Monthly Recurring Revenue)は、毎月継続的に発生する収益を表します。

例えば、

  • 100社 × $100/月
  • 200社 × $50/月

は、顧客数や料金体系は異なりますが、どちらもMRRは$10,000です。Appの成長を継続的に追う上で、非常に重要な指標です。


ARR

ARR(Annual Recurring Revenue)は、MRRを年間ベースで考えた指標です。現在のサブスクリプション収益が年間でどの程度になるのかを把握できます。


Churn

顧客がどれだけ解約しているのかを把握するための指標です。

ただし、「Churn」と一言で言っても、

  • User Churn
  • Revenue Churn
  • Net Revenue Churn

など、異なる観点があります。

例えば、顧客数はほとんど減っていなくても、大口顧客が解約していればRevenue Churnは大きくなる可能性があります。

そのため、単純な解約社数だけではなく、売上ベースのChurnも確認することが重要です。

Baremetricsでは、こうした複数のChurn指標を確認できます。


Baremetricsの特徴1:Shopify Appに必要な指標をまとめて確認できる

Baremetricsでは、Shopify Appの分析に必要となる主要なRevenue Metricsを一つの環境で確認できます。

代表的なものとして、

  • MRR
  • ARR
  • LTV
  • ARPU
  • User Churn
  • Revenue Churn
  • Net Revenue Churn
  • Trial Conversion
  • Active Subscriptions

などがあります。これによって、

「売上は増えているけれど、実は解約率も上がっている」

「顧客数は増えているのに、ARPUが下がっている」

「Trialは増えているが、有料契約へのConversionが低下している」

といった変化を把握できます。


Baremetricsの特徴2:自由度の高いセグメンテーション

Shopify Appを成長させる上で、全顧客を一括して分析するだけでは不十分な場合があります。例えば、

  • プラン別
  • 契約期間別
  • 顧客属性別
  • 地域別
  • 顧客単価別

など、条件を分けて分析することで、より具体的な課題が見えてきます。Baremetricsでは、カスタマイズ可能な属性を利用してデータを柔軟にセグメントできます。

例えば、「$500/月以上の顧客だけのChurnは?」「特定プランのLTVは?」といった分析も行えます。


Baremetricsの特徴3:カスタムダッシュボード

必要な指標を毎回探すのではなく、自社にとって重要な情報だけをまとめたダッシュボードを作成できます。

Baremetricsでは、ドラッグ&ドロップによって独自のダッシュボードを構築できます。

例えば、経営者向けには、MRR / ARR / Churn / LTVを表示し、マーケティング担当者向けには、Trial / Conversion / Customer Acquisitionを表示するといった使い分けも可能です。


Baremetricsの特徴4:Shopify以外のデータも管理できる

Shopify Appの成長に伴い、決済サービスや販売チャネルが変わるケースもあります。

BaremetricsはShopify Partnersだけではなく、

  • Stripe
  • Braintree
  • Recurly
  • Chargebee
  • Apple App Store Connect
  • Google Play

などにも対応しています。そのため、Shopify Appだけでなく、複数のサブスクリプションビジネスを展開している企業でも利用できます。


Baremetricsの特徴5:売上予測にも対応

Shopify Appが成長すると、

「来年の売上はいくらになるのか?」
「どれくらい採用しても大丈夫なのか?」
「今後の予算はどうなるのか?」

といった問題も重要になります。
Baremetrics Forecast+では、QuickBooks OnlineやXeroと連携し、実績データを取り込みながら、

  • Forecast vs Actuals
  • Budget vs Actuals
  • Revenue Breakdown

などの分析・予測を行えます。単なる過去データの分析だけではなく、将来の経営判断にも活用できることがBaremetricsの特徴の一つです。


Baremetrics Recoverで失われている売上を取り戻す

サブスクリプションビジネスでは、解約だけが売上減少の原因ではありません。

クレジットカードなどの決済失敗によって、本来なら継続していた顧客からの支払いを受け取れないケースがあります。

Baremetrics Recoverでは、決済失敗に対して、

  • Email
  • In-app reminder
  • Paywall

などを利用して顧客へのコミュニケーションを行い、失われる可能性のある収益を回収できます。さらに、コミュニケーション内容をブランドに合わせてカスタマイズできます。

つまりBaremetricsは、「売上を分析する」だけではなく、「失われる売上を減らす」ところまでカバーしています。


解約理由を分析するCancellation Insights

顧客が解約したとき、「なぜ解約したのか?」を把握することも重要です。例えば、

  • 料金が高い
  • 機能が不足している
  • 利用頻度が低い
  • 競合サービスへ移行した
  • 必要なくなった

など、解約理由はさまざまです。

Baremetricsでは、解約時に独自のフォームを設置して、顧客から解約理由を収集できます。質問項目やブランド要素もカスタマイズでき、メールによるアンケートを自動送信することもできます。これによって、「Churnが何%なのか」だけではなく、「なぜChurnしているのか」まで分析できます。


MantleからBaremetricsへ移行できる?

はい。BaremetricsはShopify Partners、Stripeなど、既存のデータソースと直接接続できます。そのため、Mantleから移行する際にも、手作業で大量のデータをエクスポートして移行する必要はありません。

ただし、MantleとBaremetricsではデータの定義や表示方法が完全に同一とは限りません。特にShopify Appでは、

  • Trialの開始タイミング
  • Subscriptionの開始日
  • MRRの計算方法
  • Annual Planの扱い
  • テストストアの扱い
  • 解約の判定

などによって数字が変わる可能性があります。

そのため、移行時には「接続したら終わり」ではなく、Mantleで確認していた数字とBaremetricsの数字を比較することをおすすめします。

Baremetricsも、データの表示方法やシステム設定によって小さな差異が発生する可能性があることを説明しており、必要に応じてサポートチームが問題解決を支援するとしています。


Mantleの完全なコピーではなく、次の成長ステージへ

Mantleから移行する際に重要なのは、「Mantleと全く同じ画面を再現できるか?」だけではありません。本当に重要なのは、

これから自社のShopify Appをどのように成長させるのか?

ということです。例えば、「MRRがいくらなのか」だけではなく、

「MRRがなぜ増えたのか」
「どの顧客が最も価値が高いのか」
「どのプランのChurnが高いのか」
「Trialから有料契約へのConversionはどうなっているのか」
「今後の売上はどの程度になるのか」

まで把握できれば、Revenue Analyticsは単なるレポートではなく、経営判断のためのツールになります。


Mantle終了後の移行先をお探しならBaremetricsへ

Mantleのサービス終了により、Shopify App事業者にとってRevenue Analyticsの環境を見直すタイミングが来ています。

Baremetricsは、Shopify Partnersと直接連携し、

MRR / ARR / Churn / LTV / ARPU / Trial Conversion / Active Subscriptions

などを一元管理できます。さらに、カスタムダッシュボード、セグメンテーション、Forecast、Revenue Recovery、Cancellation Insightsまで利用できます。

Mantleのすべての機能をそのままコピーするのではなく、

「Shopify AppのRevenue Analyticsをより深く分析したい」

という企業にとって、Baremetricsは有力な選択肢です。

また、Baremetricsではクレジットカード情報なしで無料トライアルを開始できると案内されています。

まずは現在のShopify Appのデータを接続して、Mantleで見ていた数字と比較してみてはいかがでしょうか。

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Tomotaka Endo

Tomo Endo is a dynamic professional with a rare blend of achievements in technology, community leadership, and sports. As the Co-Founder of Nihonium.io since August 2023 and Community Lead at Xenon Partners since September 2019, Tomo has been pivotal in driving innovation and fostering community engagement within the tech industry in Tokyo, Japan. His role in facilitating growth and providing actionable insights at Baremetrics, coupled with his contribution to MetricFire's technical monitoring community, underscores his proficiency in leveraging technology to nurture professional communities. Beyond his tech-centric endeavors, Tomo has excelled as a professional athlete in squash, achieving the no.1 ranking in Japan and a global ranking of 79th by August 2020.