SaaSのKPI :SaaSビジネスの目標設定- Baremetrics Japan

Tomotaka Endo 2021 8 18

主要業績評価指標、通称KPI(Key Perfomance Indicator)は、企業が主要なビジネス目標をどれだけ効果的に達成しているかを示す指標です。

複数のレベルでKPIを使用して、会社の取り組みが目標に対してどのように実行されているかを判断します。 一部の全体像のKPIは、幹部や上司が追跡するのに最適ですが、より詳細なKPIを追跡することは、営業、マーケティング、カスタマーサービスなどの個々のチームにとってより効果的です。

会社の成長を導くために追跡できるKPIは驚くほどたくさんありますので、会社の業績の全体像を示す主要な指標の中核の選択は忘れないようにすることが大切です。この記事では、SaaSビジネスに関わるKPIを中心にお話ししていきます。

コアメトリックと呼ばれる重要なKPI

全体として、KPIは、チームの進捗状況と、ビジネスのためにより良い意思決定を行う方法について、チームにより良い情報を提供するのに役立ちます。

KPIはどのように測定を開始するのか?

測定するKPIを選択する前に、確認したい結果、それらの結果を達成する成果物、および成果物を推進する活動を定義することから始めましょう。

結果 = あなたの全体的なパフォーマンス

KPIがパフォーマンスを効果的に評価するには、チームが達成するための努力に集中できる理想的な結果にKPIをマッピングさせる必要があります。このパフォーマンスの結果は、どの結果が最も重要であるかを定義するため、常に顧客に導くことに帰着する必要があります。

成果物はあなたの結果を反映

簡単に言えば、成果物は顧客の欲しいものと一致している必要があります。人々に彼らが望むものを与える必要があるということです。顧客にそれなしでは生きていけなくなるようなものを提供してください。成果物と望ましい結果が適切に調整されているほど、それらの結果はより適切に達成されます。

チームの活動は、成果をどの程度促進しているかを定義

チームの活動は、会社側が毎日チェックしてください。つまり、期限やチームの目標に対する個人の進捗状況を追跡してください。すべてのチームは、自分たちの活動が成果物にどのように貢献しているか、そして成果物が会社の望ましい結果にどのように貢献しているかを理解する必要があります。

ビジネス指標の分析を始めてみる

MRRやLTVなどを自動で追跡し、ビジネスの成長につなげましょう!!

KPIのSMART目標を設定

  • ”S"pecific(明確である):この目的があなたの会社にとってなぜ重要なのですか?あなたの顧客に?あなたの利害関係者に?
  • "M"easurable(測定可能である):目標に向けて成長をどのように測定しますか?
  • "A"chievable(達成可能である):これだけの成長を達成できるでしょうか。
  • "R"ealistic(現実的である):設定された時間枠でどのくらいの成長を達成できますか?
  • "T"ime-specific(期間が明確である):この成長をどれだけ早く達成できるでしょうか。

例)ランディングページにアクセスした顧客に広告をリターゲティングすることで、今後4か月で100人の新規顧客を獲得したいと考えています。これは、ランディングページへのアクセスを追跡し、リターゲティング広告のクリック率(CTR – Click Through Rate)を追跡することで測定します。

KPIが特効薬であるということはありませんが、一緒になって、パフォーマンスの分析と意思決定の測定に使用できる全体像を描くことを忘れないでください。あなたのビジネスはどのように収益を上げていますか?正しい方向に進んでいますか?

Baremetricsは、指標を透過的に共有するスタートアップの素晴らしいグループを応援しています。ぜひ、彼らが公開しているKPIやビジネス指標をチェックしてみてください。

KPIの設定、実行、測定、最適化、新しいKPIの設定

新しいビジネスをスタートさせた時、あなたの主な関心事は、どのようにして顧客を獲得するかということです。 最初の顧客ができたら、次の質問は、100人または1000人の顧客にどのようにリーチするか、または、どのようにして収益が10万円、または100万円に達するのでかだったりするでしょう。

ある時点から、獲得した収益や顧客の数を測定せずに、これらのKPIの変化率を測定します。 各マイルストーンを達成したら、それを再定義して、さらに遠くにある目標を設定する必要があります。 その新しいバーに手を伸ばし続け、更なる成長を求めてください。

Baremetricsでは、目標を設定を可能とし、常に追跡できる機能も提供しております。興味のある方は、14日間の無料トライアルにサインアップしてみてください。

Tomotaka Endo

Tomo Endo is a dynamic professional with a rare blend of achievements in technology, community leadership, and sports. As the Co-Founder of Nihonium.io since August 2023 and Community Lead at Xenon Partners since September 2019, Tomo has been pivotal in driving innovation and fostering community engagement within the tech industry in Tokyo, Japan. His role in facilitating growth and providing actionable insights at Baremetrics, coupled with his contribution to MetricFire's technical monitoring community, underscores his proficiency in leveraging technology to nurture professional communities. Beyond his tech-centric endeavors, Tomo has excelled as a professional athlete in squash, achieving the no.1 ranking in Japan and a global ranking of 79th by August 2020.