ビジネスは無料で行えるものではありません。顧客を獲得することになると、サービスを購入するように説得、またはそう誘導するために先行投資をする必要があると言っても過言ではありません。 SaaSビジネスのCACに関しては、お金を使ってお金を稼ぐという言葉がぴったりかもしれません。

しかし、良いビジネスとは収益性の高いビジネスであり、収益性を維持するということは、顧客が支払っている金額よりも顧客の獲得に多くの費用をかけないようにすることを意味します。

CAC(Customer Acquisition Cost)、つまり顧客獲得コストは、各顧客の獲得に関連する初期費用を意味し、オンラインで掲載している広告からマーケティングチームの給与まで、さまざまなものがあります。 CACを計算するということは、これらすべての支出を合計し、その期間の新規顧客の数で割ることを意味します。

CAC回収期間とは

CACを将来の顧客への投資として費やされたお金と考える場合は、初期投資のお金を取り戻したいと思うでしょう。

CAC回収期間は、顧客の獲得に費やされた金額を会社が回収するのにかかる月数です。 それは損益分岐点というくらい重要なものになり、会社が成長を続けるために必要な現金の量を示す優れた指標となります。

CAC回収期間の計算

CAC回収期間を計算するには、CAC、ARPU(アカウントあたりの平均収益)、粗利益率を知る必要があります。 そこから、CACをARPAに粗利益率を掛けて除算します。

CAC  /  [ARPA × 粗利益率] = CAC回収期間

CAC回収期間がなぜ重宝されるのか?

CAC回収期間のベンチマークを理解することは、収益を上げるために必要なキャッシュフローを決定するのに役立つだけでなく、投資回収期間が長くなっている場合は、マーケティングファネルのコストを削減する必要があることを示している可能性があります。

一般に、平均的なSaaSスタートアップのCAC回収期間は約12か月で、非常に業績の良い企業では5〜7か月のCAC回収期間があります。 しかし、最も重要なことは、マーケティングファネルで何が機能していて何が機能していないかを測定する手段として、CAC回収期間メトリックを利用することです。 これは、さらなる実験の合図、またはスイートスポットに到達し、社内で物事が順調に進んでいることを示す兆候となってくれる可能性があります。

CAC回収期間を計算するには、様々な指標を追いかけることが重要です。Stripeなどの決済プロバイダーと連携してすぐに指標を可視化、分析したい場合はBaremetricsのご利用をオススメします。

ビジネス指標の分析を始めてみる

MRRやLTVなどを自動で追跡し、ビジネスの成長につなげましょう!!