スタートアップの財務モデル構築方法 - Baremetrics Japan

Tomotaka Endo 2022 4 11

すごい上手くいくかもしれないスタートアップとしてのアイデアを思いつきましたか。でも、どんなアイデアも計画なしにはうまくいきません。

この記事で今から説明する、スタートアップの財務モデルこそがその「計画」なのです。この記事では、財務モデルの目標と、あなたのビジネスに適した財務モデルを構築する方法についてお話します。

スタートアップの財務モデルとは?

スタートアップの財務モデルとは、あなたの目標を示すものです。例えば;

  • 顧客は何人くらいになるか?
  • 何人雇えばいいのか?
  • どのように利益率を向上させるか?

スタートアップの財務モデルを作成しておくと、計画を実行する際に検証する前提条件が整理され、追跡しやすくなります。どんなに優れた財務モデルでも、常に正しいとは限りませんが、「数値計画」と「実際の数値」を比較することで、スタートアップ期以降の指針が得られます。

優れた機能的なモデルは、あなたの可能性を引き出します。また、予測と実際の結果に差異がある理由がわかれば、より適切な意思決定ができるようになります。

必要な見解を得るには数字が必要です。それには、適切な指標を用いた財務計画が必要です。Baremetrics無料トライアルで、正しいスタートを切りましょう。

スタートアップの財務モデル: 入門編

  • 正しいKPIを決定する:これは成長率など、(仮定も含めて)追跡できる数値ということです。追跡できないKPIを含めても意味がありません。業界標準のKPIを熟考し、そこからスタートしましょう。
  • スタートアップの財務テンプレートを使用する:ゼロから始めることはオススメできませんし、Excelでモデルを構築するのは時間がかかります。よければ、Baremetricsのテンプレートを使ってください。
  • 運用中であれば実績と予測を融合させる:実数値があれば、地に足がつきます。実際の数字と比較してモデルに非現実的なことがあれば、予測がどこでずれているのかがわかります。コンバージョン率顧客獲得コスト、そして全体的な財務実績を見てみましょう。
  • 収益から始めて、損益計算書の上から下へと作業を進める:収益モデルは便利ですが、潜在的な収益を考えるとき、それがどこから来るのかわからないといけません。何が潜在的な収益を生み出しているのでしょうか。例えば、特定の数の販売代理店や現在の顧客、あるいは特定のマーケティング活動の計画などがあるのでしょうか?また、財務予測を立てる際には、売上原価を考慮する必要があります。貸借対照表、キャッシュフロー計算書、その他の財務諸表を見直してみてください。
  • 従業員が何人いるのか、または何人必要なのかを吟味する:これは、最初に起業する際に最も大きな出費となることが多いです。あなたの目標と、それを達成するために必要な従業員の数を吟味しなければいけません。その従業員を雇う際の費用はいくらかかるでしょうか。そして、忘れてはならないのが人材募集費です。たとえあなたのネットワークが大きくても、将来的に採用が必要になる可能性は高いのです。
  • 追加費用を見積もる:他のSaaSビジネスを見て、自身のビジネスプランを見直してみましょう。彼らは成長するにつれて、どのように経費を広げていったのでしょうか?特に初期段階のスタートアップであれば、時間の経過とともに追加費用が発生することを織り込んでおくことは、お金の流れを見るという点では非常に重要です。税引前利益率が50%を超える企業はそれほど多くないので、経費は数字に大きく影響します。財務モデリングやキャッシュフロー予測ソフトを使うと、このような場合に便利です。
  • 運転資金の重要性:キャッシュフローとその後の予算編成に影響を及ぼすという点において、顧客があなたにいつ支払うか、そしてあなたが仕入れ先や業者にいつ支払うかを把握することは重要事項です。
  • 予測を見直す:スタートアップの財務概要をもう一度見てみましょう。それはよく考えられたものですか?あなたが思い描いていたストーリーと同じですか?どんなような感じなのか再度チェックしてみましょう。

財務モデルの最も重要な指標について詳しく知りたい方は、今すぐBaremetricsの無料トライアルを開始しましょう。

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おまけで考慮すべき点 

  • ユーザー指標を知り、理解する:新規ユーザーの獲得数、喪失数、グレードアップ数などを月ごとでモデル化する。
  • 年間契約の重要性:あなたの契約期間は?支払いの頻度は?月次経常収益(MRR)は?年会費のみの前払い会員制の提供は、収益を確保することができ、それはいいのですが、解約を把握するなど、モデリング上の課題が生じる可能性があります。
  • 会員層が異なれば、それぞれにモデルが必要:複数の種類のサブスクリプションを提供する場合、各価格帯の財務モデルを作成しましょう。これにより、各ユーザープランが成長性と全体的な収益性にどのような影響を与えるかがわかりやすくなります。

Baremetricsはどのように役立つのか

指標を追跡しないと、継続的なモデリングに必要な数値は得られません。そこで、Baremetricsの出番です。

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Tomotaka Endo

Tomo Endo is a dynamic professional with a rare blend of achievements in technology, community leadership, and sports. As the Co-Founder of Nihonium.io since August 2023 and Community Lead at Xenon Partners since September 2019, Tomo has been pivotal in driving innovation and fostering community engagement within the tech industry in Tokyo, Japan. His role in facilitating growth and providing actionable insights at Baremetrics, coupled with his contribution to MetricFire's technical monitoring community, underscores his proficiency in leveraging technology to nurture professional communities. Beyond his tech-centric endeavors, Tomo has excelled as a professional athlete in squash, achieving the no.1 ranking in Japan and a global ranking of 79th by August 2020.