カスタマーチャーンとレベニューチャーンの違い - Baremetrics Japan

Tomotaka Endo 2022 9 5

カスタマーチャーンとレベニューチャーンで頭がこんがらがっちゃいました?

チャーンとは、お金の損失や顧客の喪失のことを指し、このメトリクスで、以下の2つがわかります:

  • カスタマーチャーン - 失ったの数
  • レベニューチャーン - 失われた収益の額

では、どちらのチャーンメトリクスを使うべきなのでしょうか?本記事では、カスタマーチャーンとレベニューチャーンについて知っておくべきことをすべてご説明します。

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カスタマーチャーンとは

カスタマーチャーンは、一定期間内に滞納した顧客の数を測定するもので、多くの場合、滞納顧客とは以下のような顧客を指します:

  • 契約/サービスのキャンセル
  • サブスクリプションのダウングレード
  • 一定期間内(通常は直近30日以内)での何らかの理由による退会

: あなたの会社には、サブスクリプションを支払っている顧客が100人いますが、直近の30日間に10人の顧客がサブスクリプションをキャンセルしています。この場合。、顧客チャーン率は10%です。

続きはこちら:What is Negative Churn? ( And How to Achieve It)

レベニューチャーンとは

レベニューチャーンは、特定の期間に失われた総売上高の量を測定します。多くの場合、収益はMRR(月次経常収益)、つまりビジネスが30日間に受け取ると予想される収益を意味します。

例:あなたの会社には、月額100円のサブスクリプションを支払う顧客が90人、月額10000円のサブスクリプションを支払う顧客が10人います。そうすると、あなたのMRRは109,000円です。

  • 月々100円を支払ってくれる既存顧客のうち10人を失った場合、顧客チャーン率は10%、レベニューチャーン率は1%です。
  • もしあなたの会社が、毎月10,000円を支払ってくれる顧客を1人失ったとしたら、顧客チャーン率は1%、レベニューチャーン率は10%となります。

カスタマーチャーンとレベニューチャーンにお悩みですか?Baremetricsは、データ主導のSaaSビジネスのための主要なメトリクスダッシュボードで、次の意思決定に役立つ貴重なチャーンインサイトの情報を提供します。早速今日から無料トライアルを始めてみましょう

カスタマーチャーンとレベニューチャーンの計算法

カスタマーチャーンとレベニューチャーンを比較することで、あなたの会社のようなサブスクリプションおよびSaaS企業は、月ごとのチャーンの比較ができます。

月次のカスタマーチャーン算出

(【過去30日間に解約した顧客の数】÷【有効顧客数】)x100

月次のレベニューチャーン算出

(【過去30日間に失われたMRR】÷【30日前のMRR】)x100

年間カスタマーチャーン算出

カスタマーチャーンを毎年比較することもできます。

(【過去365日以内に申し込んだ顧客数】 ÷ 【365日前の顧客数】) x100

続きをはこちら:What is Net Revenue Churn? (And How Does It Impact Your Business?)

カスタマーチャーンとレベニューチャーン: サブスクリプションビジネスはどちらを使用すべきか

カスタマーチャーンとレベニューチャーンは両方共価値があるメトリクスなので、どちらも理解しておくことは非常に重要です。

簡単に言うと、両方のメトリクスを使うことで、何人の顧客があなたのビジネスから離れ、その顧客がいくらお金を持っていったかがわかるのです。

カスタマーチャーンとレベニューチャーンを防ぐには

ビジネスを推進する、収益性の高い意思決定に必要な重要なインサイトを特定することで、チャーンを防ぐことができます。Baremetrics は、以下のメトリックベンチマークを含む日次、週次、または月次のメールレポートを生成します:

サブスクリプションとSaaSのメトリクスの追跡は、いいサポートになります:

  • チャーンリスクのある新規顧客と長期顧客の特定
  • 継続率と離脱率の改善
  • 顧客生涯価値の向上
  • 解約を減らすための新たな収益源、価格設定、アップセルソリューションの特定
  • カスタマーサクセスの向上

特に、BaremetoricsのRecoverは、顧客のクレジットカードの有効期限を記録しているので、顧客に連絡してカード情報を更新するように促すことができ、そうすることで、顧客の支払い不履行がなくなります。

Baremetrics の Recover は、月額プランと年間プランの顧客のチャーンを防ぐシンプルな方法であり、あなたのビジネスにとって貴重なツールとなります。こちらから無料でお試しください

まとめ

カスタマーチャーン率とレベニューチャーン率を追跡することで、顧客基盤がどのような行動をとるかについて、他にはないインサイトが得られます。両方のメトリクスを使うことで、以下のことがわかります。

  • 長期顧客および新規顧客のうち、滞納が発生した人数
  • その顧客があなたのビジネスから取った金額

日次、週次、月次レポートと Baremetrics からの Recover は、顧客の解約を未然に防ぐための数ある機能のうちの 2 つです。

サブスクリプションやSaaSビジネスのための主要なメトリクスダッシュボードであるBaremetricsで、今何が起きているかを特定し、成長促進の革命を起こしましょう。今日から早速無料トライアルを始めましょう

Tomotaka Endo

Tomo Endo is a dynamic professional with a rare blend of achievements in technology, community leadership, and sports. As the Co-Founder of Nihonium.io since August 2023 and Community Lead at Xenon Partners since September 2019, Tomo has been pivotal in driving innovation and fostering community engagement within the tech industry in Tokyo, Japan. His role in facilitating growth and providing actionable insights at Baremetrics, coupled with his contribution to MetricFire's technical monitoring community, underscores his proficiency in leveraging technology to nurture professional communities. Beyond his tech-centric endeavors, Tomo has excelled as a professional athlete in squash, achieving the no.1 ranking in Japan and a global ranking of 79th by August 2020.